2009年01月18日

吉野家、LED看板導入店3倍へ エコ前面に集客力アップ

フジサンケイ ビジネスアイ

 牛丼店チェーンの吉野家は、省電力のLED(発光ダイオード)看板の導入店舗数を2011年2月期までに現在の3倍以上に引き上げる。LEDは08年3月から店舗で本格的に使い始めたが、電力消費量が蛍光灯の約半分で済み、二酸化炭素(CO2)の削減効果が大きいため、導入店舗を増やすことにした。消費不振で外食産業は厳しさを増しているが、社会的に関心が高い環境問題に配慮した店舗を前面に押し出すことで、集客力向上につなげる考え。

 LED看板の導入店舗数は11年2月期までに現在の155店舗(08年11月末)から500店舗に増やす予定。来期以降、2億円以上を投じる計画だ。同社は08年3月に関東の郊外型店舗4店舗を手始めに導入。まず屋根に取り付けた高さ数メートルのポール上に設置してある「ポール看板」をLEDに切り替え、店舗の出入り口上にある店頭看板にも順次、導入を進めている。

 LEDは消費電力を削減する以外に耐久性にも優れ、蛍光灯のように頻繁に交換する必要がない。LED設置費用は蛍光灯に比べて10倍以上だが、吉野家では「1店舗当たりの初期コストの回収期間は4年5カ月。当初見込みの5年以内に収まった」(CSR推進本部)ことから拡充を決めた。今後、店内照明のLED化も検討する。

 このほか店内の廃熱を、給湯設備に再利用するガスコージェネレーション(熱電併給)も積極的に導入する。導入店舗数は昨年11月末時点で69店舗だが今年2月までに93店舗、11年2月まで200店舗に増やす。

 一連の取り組みによって、吉野家はCO2排出量を11年2月期までに08年2月期比で6%(2478トン)減らす計画だ。


posted by AOT at 17:01 | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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